PaaSがいくつかあるのですが,どれがいいのかよくわからなかったので,比較のために簡単な表を作ってみました.個人的に気になった以下の項目についての表になっています.
- 無料枠があるかどうか
- オートスケールするか
- カスタムドメイン(独自ドメイン)を使えるか
- 使えるプログラミング言語およびフレームワークは何か
それぞれサービス内容が違うので単純に比較できるものではありませんが,少しでも参考になれば幸いです.
PaaS | 無料枠 | オートスケール | カスタムドメイン | 言語/フレームワーク |
---|---|---|---|---|
Google App Engine | ○ ※1 | ○ ※2 | ○ ※3 | Go, Java, PHP, Python ※4 |
Heroku | ○ ※5 | ○ ※6 | ○ ※7 | Java, Node.js, PHP, Python, Ruby ※8 |
OpenShift Online | ○ ※9 | ○ ※10 | ○ ※11 | Java, Node.js, PHP, Python, Ruby, Perl ※12 |
Nitrous.IO | ○ ※13 | × ※14 | △ ※15 | Ruby/Rails, Node.js, Python/Django, Go, … ※16 |
AWS Elastic Beanstalk | △ ※17 | ○ ※18 | ○ ※19 | Java, Node.js, PHP, Python, Ruby, .NET ※20 |
Windows Azure (Web sites) | ○ ※21 | △ ※22 | △ ※23 | ASP.NET, Java, Node.js, PHP, Python ※24 |
※1 → [出典]
※2 → [出典]
※3 → [出典]
※4 → [出典]
※5 750 Dyno時間/月 → [出典]
※6 「Adept Scale」という add-on で対応可 → [出典1] [出典2]
※7 → [出典]
※8 → [出典]
※9 3 small gears → [出典]
※10 → [出典]
※11 → [出典]
※12 → [出典]
※13 150 N2O units → [出典1] [出典2]
※14 Nitrous.IO自体にオートスケールの機能はないが,別のPaaSにdeployできるので,deploy先のPaaSがオートスケールに対応していればオートスケールする. → [出典]
※15 「Shift」と「Turbo」プランのみ利用可能. → [出典]
※16 「Box Template」として用意されている分.他の言語も利用可能. → [出典1] [出典2]
※17 使用するAWS リソース(Amazon EC2,Amazon S3,…)に対する AWS 無料利用枠の範囲内は無料.ただし Amazon EC2 や Amazon S3 などの主なリソースの無料利用枠を使えるのは,AWS にサインアップした日から 12 か月間のみ. → [出典1] [出典2]
※18 → [出典]
※19 → [出典]
※20 → [出典]
※21 「Free」というレベルが用意されている. → [出典]
※22 「Standard」プランのみ利用可能. → [出典]
※23 「Shared」「Basic」「Standard」プランのみ利用可能. → [出典]
※24 → [出典]