Windows からパスワード認証なしでアクセス可能な Sambaサーバを立ち上げました。
環境
OS はLinux(Ubuntu 14.04LTS) を使用しました。必要なアプリケーションおよび今回使用したバージョンは以下の通りです。
名称 | バージョン | パッケージ |
---|---|---|
Samba | 2:4.1.6+dfsg-1ubuntu2.14.04.8 | Samba |
設定および手順
Samba パッケージをインストール後、以下の設定を行います。
例として、ホスト名を Crestboz とし、/home に public ディレクトリを作成します。
- 公開用の共有ディレクトリ public を作成します。
12$ cd /home$ sudo mkdir public
- /etc/samba/smb.conf の設定を変更します。
● [global] の設定を追加および変更
12345678unix charset = UTF-8dos charset = CP932hosts allow = 127.0.0.0/8 XX.XX.XX.0/25 # ※1hosts deny = allguest account = nobody # ※2map to guest = Bad User # ※2
※2 認証なしとするため、ゲストアカウントでの接続とする。
● 公開ディレクトリ public の設定を追加
ファイルの最後尾に以下を追加します。
1234567[public]path = /home/public # ※1writable = yes # ※2guest ok = yes # ※3guest only = yes # ※4create mode = 0666 # ※5directory mode = 0777 # ※6
※2 ファイルの修正可。
※3 ゲストユーザとしてアクセス可。
※4 ゲスト接続のみ許可。
※5 ファイル作成時に付与されるパーミッション。
※6 ディレクトリ作成時に付与されるパーミッション。 - Sambaを再起動します。
1$ sudo service smbd restart
Windows からのアクセス